「KYOEN 京縁:International Artists Inspired by Kyoto」におじゃましました。
お向かいの家のジョンさんが発行している月刊本、
KYOTO JOURNAL主催のアートイベントです。
多彩で安定した高レベルの作品ばっかなので、
自分もこんなのつくりたいなという気になり、
縮こまってた心がほぐれました。よかった。
〈8×20のフィルムを使った大型写真作品〉は驚愕。夢に見そう。
3mまで引き延ばしても隅から隅までピントがぎっちり。
こんな写真ありえない。日本の過去最大フィルムサイズは8×10(インチのことです)までなので。
京都のキモノ撮影では戦前は5×7が主流。1990年ごろまでは4×5。
2000年まではブローニー版。と小さくなり完全にデジタル化しました…。
戦前の海外写真で「スタジアム会場数百人の顔にピントが合う異様な写真」を過去に見ましたが、
まさにそれ用のカメラとフィルム。
8×20は19世紀に軍隊や集会など数百・数千人の団体写真用に開発されたんだそー。兵器です。
もちろん現存するモノは日本には無く海外でも稀少。
フィルムも最低100万円からでフルオーダーするんだそーな。
聞いた話の日記になっちゃいましたが、
自分が忘れないように書いときました。