「このバスは降車ボタンが故障しております。
本日ご不便をおかけいたしますがお降りの際は
『次とめてぇ』『次おろしてぇ』と聞こえるように大きな声でお知らせください」
満員の市バスで京都弁で叫べと言われても…。
へんな緊張感が充満。観光客でいっぱいの車内は無音。もちろん誰も叫べません。
「えー次。停車しますねぇ?」
運転手のへんなアナウンスは果てしなく続き
気まずく降りるかわいそうな乗客たち。
ワタシも自分のバス停が近づくにつれて
お腹が痛くなるやら気分が悪くなるやら。
『次とめてぇ』のプレッシャーは凄まじいものでした。