海一列目のAtelier日記 by Ikeda Art Planet

京都のプロダクトデザイン事務所「イケダアートプラネット」1999年 四条烏丸。2011年 平安神宮横の「町家Atelier」をへて2023年11月 京都府久美浜町「海のAtelier」に移転。このHPは「和」のしつらえや提案「適切な在り方」を求められる当社の本業とは別〈海辺に家を建てて移住しちゃった京都人の日記〉波打ち際からこっそり更新中。

商売往来。

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行きつけは文句のない店ばかり。

当たり前のことを当たり前に。

大変なことも大変に見せない気遣いと手練れに

いつしか慣れておりました。

 

 

 

新しくできて気になっていた店。

評価もできない惨劇。

 

 

ビールがでてくるまで15分。

30分たってから「こちら突き出しです」と出されたのは

料理が遅れているお詫びかと思いきや単に忘れていた突き出し。

給仕や店員は要領をえずみんな右往左往。

料理のオーダーも間違い。なにより料理が遅い。

自分たちにだけオシボリが来て無いことをいうと、

それを聞いた数席からも「オシボリください」の声。

カウンターでお客と大声でしゃべりつづける料理人たち。

「オープンから時間がたって もうすっかり慣れました」

うそつけ。口ばっかりで手が止まってます。

最後にたのんだお水は

何度たのんでもよその席に運ばれていくドリフのコントのよー。

 

 

料理は美味しかったのです。

給仕たちは真剣でした。

料理人も違う業態なら問題はないはず。

なのにまったく機能していない。謎。

 

 

船頭多くして船山に上る

屏風と商売は広げすぎると倒れる

 

 

どんな商売でも共通する戒め。

行きつけの店のみんなに感謝。

自分も教訓にしてすこし気をつけます。