美術手帳や美術雑誌を席巻していた関西の若き現代美術作家たち。
日本の現代美術は「西高東低」関西に大きくスライドしていた
あの熱かった80年代の〈美術館買取作品たち〉の企画展。
もう見ることのない
なつかし作品が大集結。
ツマに〈ゼヒミニイクヨウニ〉と遠方から指令が届いたのでした。
出品作家の母校は
そこが日本の震源地だったわけです。当時ワタシは嵯峨美の軽薄なデザイン科でしたが
ツマは年に数人だけ選ばれる嵯峨美版画専攻科生でどっぷりアートシーンの真っ只中。
なので先輩や恩師、友人知人の作品にかこまれた
この展示会は特別だったはず。
ツマは食ってくためにアートではなくデザインに身を転じたわけですが
作家として生きていたらどーなっていたか。
就職前にニューヨークの画廊から個展も勧められていたので
その話にのってたら人生は変わっていたはず。
もしとかたらればは
さておいて
ワタシもナマで見たかった有名な作品たち。
たしかにあの頃はいい時代でした。
でも今は今でしあわせなので振り返るにはいいタイミング。
これからの元気をいただきました。