海一列目のAtelier日記 by Ikeda Art Planet

京都のプロダクトデザイン事務所「イケダアートプラネット」1999年 四条烏丸。2011年 平安神宮横の「町家Atelier」をへて2023年11月 京都府久美浜町「海のAtelier」に移転。このHPは「和」のしつらえや提案「適切な在り方」を求められる当社の本業とは別〈海辺に家を建てて移住しちゃった京都人の日記〉波打ち際からこっそり更新中。

coffeebreak。

 

 

 

18時の30分前。ワクチン接種の時間調整で

京都岡崎のスタバ&蔦屋書店へ。

 

 

ここはアート系に特化した蔦屋。

ギャラリーでは作家作品の展示もしておりました。

 

 

リアルな空也上人の製作。

そして人間の肌のデモンストレーション。人間の肌の色は千差万別ですが

肌の黒い白いや黄色いは〈色の違い〉なのではなく

メラミンの密度に起因するとのこと。

色彩学でいうところの〈明度の違い〉らしいのです。

つまり世界の人の肌の色は単に「明るいか暗いか」の違いだけ。

人種間に色の壁はないのでした。

 

 

 

そんなこんなで左腕にプスッと注射。

ふたたび蔦屋書店へ。

 

 

ワクチン接種の日に出会ったのも不思議な縁。

あの有名な空也上人像は

南無阿弥陀仏と唱えると

その声が阿弥陀如来の姿に変じたという伝承を具現化したもの。

空也上人は京都で蔓延した疫病をおさめようと祈ったのでした。

人形を六体だすヘンなおっさん。

歴史的立像の中でも最も愛される奇人変人。

リアルに再現したくなる気持ち

わかります。