ぴったり並んで
側面はみえない鰻の寝床の京町家
どの家も外観といえるのは“道沿いのちいさな間口”だけ
正面が小綺麗だと外観は完璧
そんな家ばかり見て暮らしてきました
このたび市内を離れ
快適な田舎に移住し
ポツンと一軒家を建てるにあたって最初にショックをうけたのが
“家の全方向が外観”であること
かりに建物50坪だとして
京都市内の間口6mの鰻の寝床 vs 正方形のポツンと一軒家なら
人の目につき風雨にさらされる外壁工事の横幅は
6m vs 52m
雑な単純計算ですが外装の部分が8倍になる
外構工事の面積はさらにふえる
しかも田舎なんで土地だけはやたらとデカい
ようやく最後の右側面の整備にとりかかります
“全方向”ってのは
どーかしてます