日本海側はすべて田舎だが
ほとんどなにもない“久美浜”に比べると
すぐ隣の“豊岡”は街の姿を保っている
むかしからよく言われたのが
「京都の市場規模は大阪の十分の一で
大阪の市場規模は東京の十分の一」
この流れで説明すると
住めば都と言うけれど朱に交われば赤くなる
豊岡が立派に見えて
ほぼほぼモノが揃う
“Transfer”にクッキーを買いにいって
“奏”でご飯をたべた
もしよかったら
「鰻の羽二重蒸しはいかかですか」
店主にすすめられた一品が腹に染みる
良質な素材と
適切な技が“豊岡”では
ピタリ揃うのだ
文化が残り続けるための最小単位は
“豊岡サイズ”なのかもしれない