Atelier日記 by Ikeda Art Planet

京都のプロダクトデザイン事務所「イケダアートプラネット」2011年11月1日 四条烏丸から平安神宮のよこ・大正後期築の町家「京町家@Atelier」に移転しました。このHPは「和」のしつらえや提案「日本的なモノ」を求められる当社の本業とは別〈ありふれた日々〉のあれやこれや。京都・岡崎のちょっと有名な古民家地区から京都暮らしの熱量をこっそり更新中。

この数年で無くなったもの。

 

 

 

 

どうもしっくりこない。

最近街を走るクルマのデザインに違和感がありました。

写真のクルマはキライじゃないのですよ。

むしろ好き。

デザインの完成度や面の整合性は間違いなく

進化しています。

 

 

今回ちょっと買う気で見ていたら

わかったのです〈マフラーが無い〉最近のクルマは

マフラーの存在を消している。電気の時代ですから。

今は過渡期で

もともとマフラーありきでデザインされた設計年度の古いクルマたちが

マイナーチェンジのたびに無理矢理マフラーが見えなくされて

不自然に感じていたのでした。

だから新型プリウスのような最新設計のクルマには違和感を感じなかったわけです。

 

 

こういう些細な変革を

どういう肌感覚でとらえるかが各年代の違いなのかも。

なかなか難しく面白いものです。