あらためて思い出しています。
六月の小旅行。大人になって初めていった長崎。
台風直前に拝観したグラバー園のこと。
大人の目線で冷静に建物を値踏みすると
グラバー園は当時の外国の一般住宅レベル。
多少財を成し異国の景勝地に建てたことにより歴史的な特異性はありますが
お城や貴族の豪邸・寺院とはレベルがちがう簡素な造りでした。
自分が当時のグラバーさんになって〈ココでどう住まうか〉を考えると同じ程度の解答になったんじゃないか。
そー思わせる親近感。そこがグラバー園の魅力。
魅力ってのも様々。
モノの本質をどの方向から見せるかで大きく変わる。
アプローチ次第で答えも変わるのでした。