海一列目のAtelier日記 by Ikeda Art Planet

京都のプロダクトデザイン事務所「イケダアートプラネット」1999年 四条烏丸。2011年 平安神宮横の「町家Atelier」をへて2023年11月 京都府久美浜町「海のAtelier」に移転。このHPは当社の本業とは別〈海辺に家を建てて移住しちゃった京都人の日記〉波打ち際のアトリエからこっそり更新中。

塩水にこれだけはさまれたらフツー枯れるんじゃない。

 

 

〈あれ?松の木って塩水で育つんだっけ〉

 

 

いつもの天橋立

いまさらながらの疑問。

海水と海水のあいだなのに松の木ぼうぼう。なんでだろ。

 

 

で調べました。

「ガイベン・ヘルツベルクのレンズ」って物理現象。

左右から海水に押された砂州の中にはとうぜん塩水がしみこみます。

その砂州に雨水が溜まると淡水は海水より軽いので上にとどまる。で簡単には混ざらない。

そのため砂州の地下には真水の地下水がレンズ状に存在するそーです。

天橋立中央にある名水百選の井戸「磯清水」もソレ。

ただ現代では名水といえど飲料不適格なので

植物は育っても人間は飲めません。

解答でした。