竹富島はたしかによかった。けれど
コレはこの島の今ではなく過去の姿。
この島の未来は見えない。個々が現在の暮らしを犠牲にして過去だけを見せている。
住民はそれでいいのか。平穏に住む気は無いのか。いったいだれが得をしているのか。
結局みんなが損してる。
本物なのに偽物になっていく安価な観光地。
人工330人のちいさな島に毎日1300人の観光客がガヤガヤ船で上陸。
全員が2000円の水牛車にワイワイ乗ってから
2000円のレンタサイクルを借りてガンガン島中を徘徊する。
どこも観光客だらけ。ちいさな島にプライベートはない。
公然の見せ物はのぞき込める集落の民家。
…この島の人々は諦めと開き直りがないと住めないはず。
住み続けたい故郷はこんな島では無いでしょう。
京都に住んでいても感じることですが
ココはあまりに酷すぎます。
その割にはお金は地元に落ちていないはず。
たとえば島民の行き来は別として
1日の観光客を早朝の1船100人のみに制限。
入島料を20000円にする。
帰りは次の朝の1船だけ。宿泊ありきで保全された竹富のBestを体験させる。
ひと家族最低20万円から。特別な島だからこそ稀少な体験を。
ハイクラスの観光地に転化させて環境を維持しないと
本物の夢の島になっちゃいます。
幸せに暮らせるならここは天国。でも島民がそう思えないなら地獄かも。
ほんとにいい島なんですから
もったいない。