海一列目のAtelier日記 by Ikeda Art Planet

京都のプロダクトデザイン事務所「イケダアートプラネット」1999年 四条烏丸。2011年 平安神宮横の「町家Atelier」をへて2023年11月 京都府久美浜町「海のAtelier」に移転。このHPは当社の本業とは別〈海辺に家を建てて移住しちゃった京都人の日記〉波打ち際のアトリエからこっそり更新中。

「さよなら春の休日」ご質問の仕事の様子について。

 

 

 

浮かれていたら一夜の夢。

休みとも思えない春の休暇期間がビシッと終わりました(-_-)

 

 

 

本日ガバッと新製品依頼のダンボール到着。

11月まで仕事ノンストップ。お盆も休日も関係なく続きます。

毎年偶然ですが春と秋の2回。数日だけスキマができて何故か休暇がとれる。

それがワレワレの休み。きのうまでがそーでした(-_-)

 

 

オンシャの仕事具合はどんなカンジですかとたまに聞かれますが

デザイン事務社は〈タコ焼き屋〉の如し。1玉出来るとすぐ次を焼く。

鉄板の上には予約のMAX36玉が常時バラバラで焼かれているかんじ。

1日で焼けてOKのもあれば試作と工程を重ねて半年かかるのもある。

中には一気に30玉の注文もありますが大口は1年前からのご予約を

飛び込みと新規は基本お断り。半年先でないとフツーの予約もむずかしい。

そんな調子で1日18時間焼いているタコ焼き屋。焼いてる限りは鉄板から離れられない。

難儀な商売です。

しかもすべてがオーダー仕様なので焼き型なんてないしそもそも同じカタチではない。

依頼主の想像を超えることが前提なので前回通りでもない。

注文主はみなさんこだわりの美食家なので

市場の良品と比較されるのは当然のこと。業界の変革を知り正統派で美味いのも必須。

各種業界の企業様注文のみ順に焼いております。

 

 

ワタシはご存じのクラクラ後にほぼ引退。平社員からお手伝いさんに降格。

焼き場のセンターは社長のツマ。

ツマの差配でスタッフ一同がキビキビ動いております。

次の休みは11月か。

始まる前からガッカリです。