Atelier日記「京都の平熱」by Ikeda Art Planet

京都のプロダクトデザイン事務所「イケダアートプラネット」2011年11月1日 四条烏丸から平安神宮のよこ・大正後期築の町家「京町家@Atelier」に移転しました。このHPは「和」のしつらえや提案「日本的なモノ」を求められる当社の本業とは別〈ありふれた日々〉のあれやこれや。京都・岡崎のちょっと有名な古民家地区から京都暮らしの熱量をこっそり更新中。

深淵への誘い。

f:id:ikedaartplanet:20200419181248j:plain

 



スピーカーを新調して思うところがあり「スピーカーの音色と特徴」について書きとめます。

 

 

 

その1。スピーカーは機械ではなく楽器。

スピーカーは千差万別。同じ音色は出ません。チェロとバイオリンほどには違いませんが、

音程は同じでもレディー・ガガとテイラー・スウィフト。プロと小学生ぐらいは差がでます。

新製品のスピーカー開発は通常数年から数十年かかるといわれており、

メーカーは専門の職人をかかえて経験値を蓄積「音色」を調律。個性を磨きます。

 

 

その2。音色は大別すると寒色系と暖色系にわけられる。

一般に英国ブランド系は寒色で「落ち着いた音色」米国ブランド系は暖色で「陽気で快活な感じ」

もちろん最近は複雑にまざりあい個性の勝負となっております。

そこで本題。

現在ワタシのメーンスピーカーはQUADの12L。これは生気の感じられる暖色系。

新調したWharfedaleのDiamond 220はどちらかというと寒色系。つまり違うタイプ。

たいていはQUADの12Lの方が値段相応に音色も表現力もランク上。なのですが得意分野が微妙に異なり、

たまに逆転現象を起こすわけです。

これがaudioマニアが地獄に落ちる要因。試聴と購入を繰り返し幾十のモノを所有する、

バカを生む原因なのでした。

 

 「Billy JoelのPiano Man」

 

ワタシのスピーカー試聴テスト用CD。

安いDiamond 220では「細かいリズムが理知的に響いてイイ感じ」でも、

信頼のQUAD 12Lでは「奇妙なリズムをご陽気にひびかすだけ」音楽として聴いていられない。

おおっ。これぞ逆転現象。

こんなにはっきりと差がでたのは初っ。

 

 

 

マニアの深淵をのぞいたようで背筋が寒くなったのでした。

 

 

 

 

15.1℃ *18時に計測。スマホアプリでは左京区 16℃。