Atelier日記 by Ikeda Art Planet

京都のプロダクトデザイン事務所「イケダアートプラネット」2011年11月1日 四条烏丸から平安神宮のよこ・大正後期築の町家「京町家@Atelier」に移転しました。このHPは「和」のしつらえや提案「日本的なモノ」を求められる当社の本業とは別〈ありふれた日々〉のあれやこれや。京都・岡崎のちょっと有名な古民家地区から京都暮らしの熱量をこっそり更新中。

「APW430のブロンズ」最も中が見えないという窓ガラスについて。

 

 

ワガヤは海に向かって

100%開放しているスケルトンハウス。

建築強度いっぱいまでトリプルガラスを配置しております。

海に面した敷地ではありますが

目の前にマリーナがあり

海上水上バイクやフィッシュボートのレジャー客からは丸見え。

 

 

2階は見られてもかまわんので

フルオープンスタイルのクリアガラスなのですが1階には特殊ガラスを採用。

ミラーガラスのような特性を持つブロンズガラス。

この最強といわれるYKKのAPW430ブロンズが

めちゃめちゃ期待以上。はじめて泊まっておどろきました。

 

 

 

1枚目の写真は風景が映りこんでいる窓ガラス

〈ピッタリ窓辺でコーヒーを飲んでいても外から中はほぼ見えません〉これテラスから1mの距離で撮影してます。

2枚目の写真はガラスに映った自撮り。

影になった黒いカラダにだけクッションが映っていますね。こういうこと。

〈明るい方から暗い方はほぼ見えない〉

この原理をフル活用すべく設計段階から光源位置と内装色を計算。

24時間1階すべての室内が見えないように調整しつくしました。

コレについては誰にも相談せず

オマエは上手くやったぞと自分を褒めたいところですが

予想外なのは窓ガラスがブロンズというよりは金色。

なんかギンギラギンですんごいので検討中の方は注意してください。

ゴールドフェチの方にだけオススメです。

 

 

 

 

2階はフツーのガラスで内部も快適。

やっぱりフツーが一番ですね。