ワガヤは海を見ることだけに特化した海辺の住宅。
この家を計画したとき
湖畔の別荘建築の様式。客船の構造。現代建築の光の取り入れ方を学び直しました。
"目に映る景色は光である"という意識は
長く商業写真の仕事をしていたときに身についたもの。
美しさを光量で整えるのはデザイナーのクセ。
なのでワガヤの最大の特徴は「ガラスが多い」ことかもしれません。
ガラスを通過した光が次の空間にどう作用するか。
景色をカガミのように映すのはどういう条件のときか。
2つの空間をガラスで仕切って広く見せる。さらにカガミ状に映して空間を2倍以上に広げる。
いろいろ小細工しましたが
"海を見ることだけに特化した住宅"なのでソレだけのこと。
気分良く海が見えれば
大満足なのです。