上から東本願寺の御影堂門。
知恩院の三門。
南禅寺の三門。
コレが世にゆう「京都三大門」どれもが日本最大の国宝の門。
知らないひとはまずいない京都の名門。
人工を超えた〈神憑った建造物〉の最たるモノは
門の中の最高位〈二重門〉だとワタシは思うわけです。
全面二階ベランダ?からの眺めは絶妙な塩梅。
木造の重厚さと不安定さのバランスなんて〈結界〉そのもの。
人工と神懸かりの狭間かも。
現代の高層タワーの景色は
安全なガラス越しで飛行機の眺めにはやや劣る感じ。対して
南禅寺の三門は
いちばん人間が怖い高さで危険な手すり。感情をグランと揺さぶるわけです宗教建築なので。
その引き換えの開放感。解脱。異空間への山門。
絶景の建造物をつくるなら
ワタシは〈二重門〉のDNAを組み込みたい。
山門よりは海門がいいな。
思いはいろいろふくらみます。