久美浜への移住を意識したのは
京都の海辺に通い始めた6年前から
それ以前にこちら側へ来たことはないと思っておりましたが
じつは30年前に何度も来ていた場所があります
それが神鍋高原
スキー場ではなく1994年にオープンした「神鍋湯の森・ゆとろぎ」
森全体に複数の屋外温泉施設をつくり連結し
プールや水辺を水着のまま移動するという壮大な自然空間でした
スキー場に併設され冬以外も年中集客するために生み出された
バブル期最後の徒花
いえそれなりに盛況だったと思います
当時めちゃめちゃはまって5回以上はいったはず
日帰りでクルマで片道5時間
5時間泳いで5時間かけて京都に帰る荒行
あまりに疲れて事故をおこしかけた記憶があります
危ないのでそれから行くなとツマにいわれました
20世紀の話
そしてふたたびツマとこの場所へ
湯の森は閉鎖されフツーの温泉施設にスケールダウン
おまけにスキー場には雪もなく老朽化して閑散とした状態
思い出は思い出のままに
スキー場ってのは元来そんなものです