海一列目のAtelier日記 by Ikeda Art Planet

京都のプロダクトデザイン事務所「イケダアートプラネット」1999年 四条烏丸。2011年 平安神宮横の「町家Atelier」をへて2023年11月 京都府久美浜町「海のAtelier」に移転。このHPは当社の本業とは別〈海辺に家を建てて移住しちゃった京都人の日記〉波打ち際のアトリエからこっそり更新中。

雨中子規。いろんな鳥とすごす一泊二日の旅

 

 

 

 

 

“ウチュウノシキ”の子規とはホトトギスのことで正岡子規とは関係ない

 

 

降ったりやんだりの落ち着かない梅雨空

無人駅に着くとホトトギスの声が空に響いた

伊根ではカモメ

ウチの海辺にはウミウとツバメ

行く先々が鳥だらけ

何処に行っても鳥が鳴いていた

 

 

伊根の遊覧船には“かっぱえびせん”を持って乗船

 

 

少々覚悟はしてはいたが

無頼な中国人の観光客だらけで大変なことになった

出発前の停船時から大量のエサをばらまき空のカモメが大集結

数百匹のカモメが早くも船上を陣取り落ちてるエサを食べ始める

出航時には過去最高のカモメの群れで

子供も大人も大喜び 空に絶叫する中国人たち

体中カモメのフンまみれにされたワタシもアドレナリンだだ漏れ

ココロのリミッター吹っ飛ぶ

空中のカモメとトンビに“かっぱえびせん”をテキパキ手渡しであげ続け

一番に下船して

一番に洗面場に駆け込んだ

ちなみに気持ちが高ぶり“伊根の舟屋”のことは最後まで忘れていた

 

 

“雨中子規” 梅雨空に響くのは上品なホトトギスの声だけではない

 

 

カモメの奇声と中国語

終わってみれば呉越同舟

まーこれも…得がたい経験なので…ひとつの思い出です