“ウチュウノシキ”の子規とはホトトギスのことで正岡子規とは関係ない
降ったりやんだりの落ち着かない梅雨空
伊根ではカモメ
ウチの海辺にはウミウとツバメ
行く先々が鳥だらけ
何処に行っても鳥が鳴いていた
伊根の遊覧船には“かっぱえびせん”を持って乗船
少々覚悟はしてはいたが
無頼な中国人の観光客だらけで大変なことになった
出発前の停船時から大量のエサをばらまき空のカモメが大集結
数百匹のカモメが早くも船上を陣取り落ちてるエサを食べ始める
出航時には過去最高のカモメの群れで
子供も大人も大喜び 空に絶叫する中国人たち
体中カモメのフンまみれにされたワタシもアドレナリンだだ漏れ
ココロのリミッター吹っ飛ぶ
空中のカモメとトンビに“かっぱえびせん”をテキパキ手渡しであげ続け
一番に下船して
一番に洗面場に駆け込んだ
ちなみに気持ちが高ぶり“伊根の舟屋”のことは最後まで忘れていた
“雨中子規” 梅雨空に響くのは上品なホトトギスの声だけではない
カモメの奇声と中国語
終わってみれば呉越同舟
まーこれも…得がたい経験なので…ひとつの思い出です