東山魁夷の風景画も
モネの睡蓮も
見たままではなく技巧をこらした〈心に映った風景〉抽象だと思っていました。
でも最近おもうのです。
彼らは〈実際の風景〉を切り取っただけなのだと。
この数年。
山間を行き来していると〈そー思える風景〉によく出会います。
いままで見えていなかったものが見えるようになってきたのかな。
ワタシにはたいした画力もなく
写真を撮るのももどかしいので手元には何も残りませんが
ココロのシャッターだけは押しております。
過去に鑑賞した絵画が実風景から飛び出してくる。
若い頃に経験したことは
おもわぬ形で帰ってきます。